いきなり処女喪失から始まるこのお話。お兄ちゃん、教師と生徒、言葉攻め、羞恥プレイと萌え要素たっぷりな作品です。
臨時美術講師の春彦と、同じ学園の生徒である千歳のラブラブ話が基本です。春彦はちょっと気の弱そうな好青年。というか、目立たない様に振舞っている普通の教師といった所。千歳は、春彦の昔の恋人の妹だったりします。
千歳は春彦を「お兄ちゃん」と呼んでおり、ずっと前から慕っていたようです。とにかくお兄ちゃんのことが大好きで、お兄ちゃんになら何されてもいい！と真っ直ぐにぶつかって来る女の子。基本的には二人のラブラブえっちなのですが、春彦には弄んでいるような気配もあり鬼的にも楽しめます。

Vol.1は二人の再会部分。昔の恋人と別れて千歳とも会うことがなくなっていた春彦ですが、赴任先で3年ぶりに再会した後、自宅のマンションで彼女に迫られそのまま抱いてしまいます。挿入する前の春彦のセリフや息遣い、イっている時の息の止めなどがそれっぽくて良い感じ。
エロシーンはもう一回あり、こちらもなかなか楽しめます。指挿入→クンニ→フェラ→ベランダへと移行するプレイで、言葉で苛めながらエロ的に調教していく感じかな。
でも抱き合って眠ったり、一緒に朝ごはんを食べたりのラブラブモードも満載なので、飽きずに楽しめるのではないかと思います。エロではかなり意地悪ですが、普段は優しい「お兄ちゃん」です。

春彦役の渡辺聖さんは、恐らく四季路さんだと思います。恋人のラインをぎりぎり保ちながらの攻めセリフが本当に素敵。
女性にもオススメだと思うのですが、千歳という子に好みが分かれそうではありますね。髪はピンクでポニーテール、見事な触角アホ毛付き。一人称はボクで、料理が下手…なのはいいけれど、グっと詰まった春彦に言ったセリフが「あれ？お味ヘン？」。お味…ヘン…。

可愛いボクタイプなのが個人的には残念ですが、春彦の声と攻め方が好きなので萌えは4。
2巻で一旦完結するお話ですので、ぜひVol.2まで見て頂きたいです。
（1巻にまとまっている総集編もありますがカット有りです）